この記事では、Gomez RecorderでUser Agent偽装を施したスクリプトを作成し、Synthetic Monitoring Backboneでモバイルサイトを計測する方法について説明します。
注意:3G回線を使用したモバイルサイトのパフォーマンスを計測する場合には、Synthetic Monitoring Mobileソリューションを使用して下さい。
①Gomez Recorderを起動しAgentを選択します。例ではFireFox Agentを選択しています。
Agentを選択したらREC ボタンを押します。
②例のように表示が変わりますので、Customizeボタンを押します。
③Customize Profile 画面が表示されます。 この画面で偽装するUser Agentを設定します。新規に作成する場合、User Agentに希望する携帯のユーザーエージェントを設定します。携帯向け開発者のための機種情報サイト :: KEITAIALL:ケータイ・オール等を利用すると良いでしょう。
作成した設定をSaveでgprofファイルとしてローカルに保存できます。また、保存済みのgprofファイルをLoadで読み込むことが出来ます。
④、⑤、⑥でサンプルのgprofファイルをダウンロードできます。
④DoCoMoの場合
User Agentだけでなく、X-DCMGUIDによりiモードIDを設定する必要があります。
DoCoMo用gprofファイル
⑤auの場合
User Agentだけでなく、x-up-subnoを設定する必要があります。
au用gprofファイル
⑥SoftBankの場合
User Agentだけでなく、x-jphone-uidを設定する必要があります。
SoftBank用gprofファイル
⑦User Agentの設定が完了したら、計測対象となるモバイルサイトのURLを入力し、△ボタンを押します。例ではアマゾンさんのモバイルサイト(http://amazon.jp←PCでアクセスするとPCサイトへ自動転送されます。)のURLを入力しています。
⑧スクリプトのキャプチャが完了したところでSTOPボタンを押します。
⑨RECボタンを押してキャプチャしたスクリプトの動作を確認します。
⑩This script ran successfully.が表示されればスクリプトの作成は完了です。
尚、スクリプトのサーバーへのアップロードとBackboneテストの設定についてはGomez RecorderのFilter機能によるCompuware Gomez:Activeテスト計測対象の除外方法の手順⑨以降を参考にして下さい。
■注意
左の例のようなエラーが出力された場合、XHTMLの記述に誤りがある可能性があります。例は下記のXML宣言を1行目に記述していないコンテンツを実行した場合に発生します。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
XMLのエラーは様々なものがありますので、この例だけではありませんのでご注意下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿