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2011年3月23日水曜日

良く使うチャート設定をSaved Chartsで保存しよう

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この記事ではチャートの設定を保存するSaved Charts機能について扱います。Saved Charts機能を利用する事で再度設定すること無く直ぐにチャートを参照する事が可能になります。次のような場合に有効です。
  • 頻繁に使うチャート
  • 他のユーザーと共有したいチャート
  • 計測結果を毎日レポートしたいチャート
  • 複雑・煩雑な設定のチャート

■設定を保存するには
では、早速チャートを保存してみましょう。ここではBackboneテストを例にします。

Gomez Platformにログインしチャートを作成しましょう。どのようなチャートでも良いですが、毎日チャートをメールで送信したい場合には、「Select time period」で「last 1 day」を指定して下さい。「Create chart」ボタンをクリックすると次のような画面が表示されます。
サンプルにあるように、チャートの右上に配置されているアイコンの右から二番目、「Save Chart」ボタン(フォルダ型のアイコン)をクリックすると次のような画面が表示されます。
チャート名、チャートの満了日、共有するアカウント、メール送信を設定します。尚、チャートを作成する際に、「Select time period」で「last 1.5 days」から「last 33 days」迄の期間を指定すると、Save Chart画面に「Delivery」項目が表示されなくなります。「Save chart」ボタンをクリックすると次のような画面が表示されます。
「Saved Charts」は保存されているチャートの一覧です。チャート設定の編集と削除が出来ます。

デイリー配信されたチャートのサンプル

2011年3月10日木曜日

第2回通販業界Webサイトパフォーマンスランキング掲載のお知らせ

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本日(2011年3月10日)サムライズは2月1日から2月28日迄Gomez Performance Network(GPN)で計測して集計した通販サイトランキングと健康食品通販サイトランキングを発表しました。詳細については下記をご覧下さい。

サムライズFacebookサイトランキングページ
プレスリリース(2011年2月24日発表記事)
通販サイトランキングTOP5

2011年3月8日火曜日

GPN Reportを活用しよう

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Gomez Performance Networkには定期的に計測しているテストのデータをレポートしてくれる便利な機能があります。この記事ではGPNのReport機能について扱います。

■Reportの種類
使用できるReportは4種類あります。計測しているテストの定常的なReportとしてはEnd-to-End Time ReportGPN Summary Reportが適切でしょう。

■スケジュール

■Reportの設定方法
GPNにログインしAdminのReportsで設定します。


Reportsボタンを押すと下記の画面が表示されます。

Create a new reportをクリックするとReportを登録する事が出来ます。下記の例ではサムライズのトップページを計測している二つのテストを、End-to-End Time ReportをHTMLメールとして全スケジュールで報告するように設定しています。


■End-to-End Time Reportのサンプル

■GPN Summary Reportのサンプル

2011年3月1日火曜日

リアルユーザーのユーザーエクスペリエンスを把握するActual Experience XF

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この記事ではリアルユーザーがWebサイトへ実際にアクセスした時、どのようなユーザーエクスペリエンスを体験していたか計測出来るGomez Performance NetworkのActual Experience XFについて扱います。Actual Experience XFは、ユーザーがWebサイトへアクセスすると予めページに埋め込まれていたJavaScriptが情報を収集してサーバーへ送信する事で、実際のユーザーエクスペリエンスを把握する事が出来るサービスです。Active Monitoring SuiteとActual Experience XFの違いを下表で確認してみて下さい。

■Actual Experience XFサービスの特徴

Webアクセス解析へパフォーマンス要素を追加するActual Experience XF
Webアクセス解析はWebサーバーログやビーコンによって収集したログを解析する事で分析しますが、現状のWebアクセス解析ではユーザーがどのようなパフォーマンスでサイトにアクセスしていたかを知る事が出来ません。それはログにパフォーマンスに関する情報が一切含まれていない為です。

例えば、あるページの離脱率が高い事がWebアクセス解析で分かったとします。通常、このようなケースでは、そのページのコンテンツが弱いと考えるのが一般的かと思います。そしてコンテンツを強化する為に度々修正を加え離脱率を確認すると言う作業を繰り返すと思います。

Actual Experience XFは、これ迄Webアクセス解析の世界に無かったパフォーマンスという視点を加える事が出来ます。上記の例では、コンテンツが弱かったのではなく実はパフォーマンスが悪くてユーザーが離脱していた、と言う事があるかも知れません。Webアクセス解析だけでは見えない部分をActual Experience XFはカバーする事が出来ます。


上の画像をご覧下さい。この画像はActual Experience XFを使ってあるサイトのパフォーマンスとページビューの状況を計測した結果を時系列で表示しているものです。青の折れ線グラフがパフォーマンスを示し、黄色の折れ線グラフがページビューを示しています。パフォーマンスの低下に伴いページビューが低下している様子が分かります。

コンテンツを変えていなくてもユーザーエクスペリエンスが悪化するだけでユーザーは離れていきます。マーケティング施策は、良質なWebユーザーエクスペリエンスを提供しているサイトで初めて効果を発揮します。従って、ウェブマーケティング上、重要なページシナリオには、アクセス分析だけでなくパフォーマンス計測を実施するのが理想的です。