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2011年8月25日木曜日

ランキング評価レポートの作成とデータ収集方法

本記事では、サムライズが実施している「通販業界Webサイトパフォーマンスランキング」のベースとなるデータを収集する為に利用しているCompuware Gomez:Synthetic Monitoring - Backboneテストのレポートを作成する方法について解説します。

■レスポンスと可用性データの収集方法
Gomezポータルからログインし、PERFORMANCE TESTSタブへ移動し、下記を設定してレポートを作成します。
①レポート対象となるテストを選択します。
②X軸の表示方法を選択します。Countryを選択し棒グラフにします。
③集計方法を選択します。デフォルトのAverageを選択します。
④対象期間を選択します。最大33日間から任意の期間を選択できます。例では8月1日から10日迄を対象としています。
⑤Download Dataボタンを押しCSVデータを取得します。
⑥⑦Microsoft ExcelでCSVデータを開くと、レスポンスタイムと可用性の二つのデータを取得できます。



■効率性データの収集方法
レスポンスタイムと同じ対象の効率性データを収集するには下記を設定してレポートを作成します。
①レスポンスレポートの画面下部にあるEdit all parametersをクリックします。
②X軸の表示方法を選択します。Timeを選択し折れ線グラフにします。
③Component Level Chartボタンを押します。
④ポップアップメニューからBytes Downloadを選択します。
⑤Components Chart画面が表示されます。チャート下部のData SummaryにBytes DownloadがKB単位で表示されます。効率性を求めるには、Bytes Downloadの値をレスポンスタイムで割ることにより求められます。








■均一性データの収集方法
レスポンスタイムと同じ対象の均一性データを収集するには下記を設定してレポートを作成します。
①レスポンスレポートの画面下部にあるEdit all parametersをクリックします。
②集計方法を変更します。Standard Deviationを選択しUpdate chartボタンを押します。
③Download Dataボタンを押しCSVデータを取得します。均一性を参照したい場合、棒グラフにマウスカーソルを移動するとポップアップして表示されます。
④Microsoft ExcelでCSVデータを開くと、均一性のデータを取得できます。

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