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2011年2月18日金曜日

Active Backboneにおけるトランザクションの計測方法

GPNBackboneでは、計測対象として一つのURL(シングルページテスト)か、一連のウェブ操作を記録し、そのそれぞれのURL毎に計測する事(トランザクションテスト)が可能です。ECサイトなどユーザーID、パスワードを入力するようなウェブページを計測するような場合や、シナリオに基づいて特定の画面遷移でのパフォーマンスを計測する場合(※)にはトランザクションテストを使用します。

※例えば、キャンペーンなどをインターネット広告などで告知し、そこから自社サイトのランディングページを経由して最終的に目的のページまでユーザーが画面遷移するシナリオを想定した場合に、ユーザーがどのようなUXであるかを確認するようなケースを想定してください。

■トランザクションテストの設定方法
ウェブ操作を記録するには、専用ツールのGomez Recorderを使ってトランザクションテスト用のスクリプト(GSLファイル)を作成します。Gomez Recorderのダウンロード、セットアップ、作成したスクリプトのアップロード方法、Backboneテストへの設定方法については、Gomez Recorderクイックスタートガイド(PDFファイル、806KB、画像が多いので少しファイルサイズが大きいです)を参照下さい。

■トランザクションテストとシングルテストの違い
トランザクションテストで計測した場合、平均応答時間やコンポーネントチャートなどはシングルページテストと相違はありませんが、計測点を選択した(ページブレークダウン)時に表示される結果が異なります。下図はトランザクションテストのページブレークダウン画面です。赤枠で囲まれた部分をシングルページテストのページブレークダウン画面と比較してみて下さい。シングルページテストではseq:0だけですがトランザクションテストではseq:0からseq:7迄あるのが分かります。これはトランザクションテストに登録されているURLがseq:0からseq:7迄の8URLであることを示しています。そして、その下に記されている数値が、各URLのレスポンスタイムを示しています。尚、このトランザクションテストのスクリプトをGomez Recorderで表示した場合のサンプルをGomez Recorderサンプルに示します。

■トランザクションテストのページブレークダウン画面

■シングルページテストのページブレークダウン画面

■Gomez Recorderサンプル

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